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Blues Improvisation リレー in F

 

 メンバーの方からアイディアを頂きまして、練習会の中でBlues Improvisationリレーの試みを始めることとなりました。

 ルールは次の通りです。

 

 1. 12小節を1サイクルとして、Fのキー(ヘ長調)のBluesを循環します。(コード進行は下記の練習用動画に出てきます。管理人またはその他の方が伴奏をします。)

 

 2. 伴奏に合わせて、参加メンバーが1サイクル(12小節)ずつ順番にimprovisation(アドリブまたは即興のこと)してゆきます。

 

 3. 基本的に右手(メロディライン)だけの即興です。

 

 4. 伴奏には期待しないでください。w。

 

 管理人の不確かな情報ですが、Improvisationの練習を始める時、FのBleusから始めることが多いようです。

 おそらく1つのキー(F)のBlue note(Blues)スケールやペンタトニックスケールだけで12小節全てをそれなりにカバーできるため、とっつきやすい、というのが理由なのかな、と思います。

 

 というわけで、まずはBlue note(Blues)スケールの説明から。

 

 Blue note(Blues)スケールは、メジャースケール(ファソラシ♭ドレミファ)の3つ目(3度)と5つ目(5度)と7つ目(7度)の音。

 つまり、Fのキーであれば 「ラ 」と 「ド」と 「ミ」 を半音下げたスケールになります。 

メジャースケール in F

Blue note(Blues)スケール in F

 というわけで、これがFのBlue note(Blues)スケールになります。

 

  ただ、Blue note(Blues)スケールの音だけでフレーズを作ると、マイナー色が強くなってしまうので、Fのメジャースケールやメジャーペンタトニックスケールの音に含まれる、ラやレをフレーズに取り入れて、明るさも演出しながらバランスをとると、よりバリエーションが広くなると思います。

Major Pentatonic スケール in F

 これらのスケールの音を組み合わせてフレーズを作ってみて、次の音源をバックに流しながら、Improvisationの練習をしてみてください。

 と、こんな感じで書いてはみましたが、実際のところ使ってみるのは難しい。ですよね。。。管理人もチャンとできません。

 という訳で、参考としてFのブルース曲をUpします。

 1つ目はCharlie Parker のNow's the time。次はChick Coreaの何コレ?笑。ま、どちらもFです。笑。

 Chick Coreaは、Blue note(Blues)スケールを多用してますねー。

 って、難しすぎて参考になんない!?そりゃそうです。こんなの普通にできたらJazz Giants達の仲間入りです。

 

 わかりました。では、次は管理人虎の巻。これ出して大丈夫かなぁ。

 1つ目は管理人がゾッコンのピアニスト、若井優也さんのスペシャル特別レッスンを受けた時に、お願いしてFのBluesでImprovisationを弾いてもらったものです。

 僕が弾けるレベルで、ってことで、簡単になっていますので。

 次はYoutubeで見つけた知らない人が弾いてるFのBlues。こういう方が参考になるんでしょうね。

 他にもYoutubeで検索すると、いろんな方のFのBlues Improvisation動画が出てきますので、いろいろ参考にしてみましょう。

 気にいった演奏を何度も聴いて、気にいったフレーズを歌えるくらいに覚えて、耳コピしてみて、実際に弾いてみる。

 そこまでできれば、さらにそのフレーズを少し変化させてみたりする。

 そうしてみなさい、と僕は先生に指導されてますが。。。難しいです。

 

 というわけで、さらにとっつきやすいように。よっちの考えた練習方法を示します。

 

 英語の勉強方法で主流となっているものに、音読というものがあります。

 ネイティブの英文の発音に引き続いて、同じフレーズを声に出してみる。フレーズを体で覚えるまで繰り返す。

 そうして単語もフレーズも覚えてしまうという方法です。

 同じような方法でJazzのフレーズも覚えてみましょう。

 4小節ずつ1フレーズを弾いた後に、同じコード進行のコードのみを繰り返しています。

 右手のフレーズをコード音源に合わせて音読してみましょう。

 最初の4小節のフレーズはコレです。

 次の4小節のフレーズです。

 最後の4小節のフレーズです。

 Jazzフレーズの作り方の雰囲気をつかむために、このような練習法を挙げてみました。

 フレーズは基本的にBlue note(Blues)スケールで作っています。

 これがコピーできるようであれば、今度は自分なりのフレーズを作ってコード音源に合わせてみましょう。

 

 どうでしょうか?Improvisationの雰囲気はつかめたでしょうか??

 

 では、最後に。

 Blues Pianoと言えば、この方は外せないでしょう。

 Thelonius MonkのBlue Monkの実物演奏映像。Monkがカワイすぎる。何で途中で立っちゃうの?笑。でもキーはB♭です。。

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